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学びのためのゲートウェイ

Winter Session LS - Introduction to English Literature - 集中講義へのお誘い

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1/29 から、地獄の冬季集中講座、英米文学概論が始まります。普段の授業とは違う集中講義です。聴講生も歓迎。是非遊びにきてね。

 

英語で文化的なテキストを読む。マザーグース、聖書、ギリシア神話、シェイクスピア、黒人文学、など、さまざまな英語の基本文献をしっかりと学んでいきます。時間は、2-3-4 限 (10:40-16:30) で、通算10日間。恐怖の30コマです (笑)。

 

1st day 1月29日 月曜日
2nd day 1月30日 火曜日
3rd day 1月31日 水曜日
4th day 2月3日 土曜日
5th day 2月5日 月曜日 
6th day 2月10日 土曜日
7th day 2月13日 火曜日
8th day 2月14日 水曜日
9th day 2月15日 木曜日 
10th day 2月17日 土曜日 

 

文学とは何か。文学関連の出版業界が絶望的とまでいわれているイマドキの時代に生きていても、文学というものの正体をしれば、その定義自体が、驚くほど豊かで多様なものを含むことを知れば、誰だって、「文学なんてキライ」 なんて、口がさけてもいえなくなるに違いない。実に、私たち自身が、物語の豊かな海をおよぐ小さな魚のようなものだ。

フランスの哲学者ロラン・バルトは、「物語はまさに人類の歴史とともに始まる。物語をもたない民族はどこにも存在しない」といったが、まさに、物語をもたない人間など、生きているかぎり、ありえないのである。例えば、シェイクスピアのソネットと、よくできたアフリカ系アメリカのラップ・ヒップポップの名曲とを比べてみるがいい。私たちは、常に私たちの物語をつむいできた。それがたとえどんな文学形態をとろうとも。

この授業では、英語を学ぶうえで欠かせない英語文化圏の豊かな言語芸術の世界を学んでいく。英語文学とは、むろんイギリスの文学だけではない。アメリカ、カナダ、オーストラリア、インド、南アフリカなど、世界のすべての英語文化圏の文学を含み、また米文学ひとつを例にとっても、アメリカ先住民や、アフリカ系、ヒスパニック系、ユダヤ系の文学など、その多様性は無限である。また、定番の、小説や戯曲や詩といった、「書かれた文学」 だけではなく、民謡や説教、スピーチやブルースといった 「口承文学」 も積極的に含まれるとするならば、この授業で扱う作品世界は、滔々と拡がる「英語文学」 世界の単なる序章でしかない。

この授業では、その多様で豊かな英語文学の世界を、自身の英語力で読むことによって、みなさんが「英語文学」 という言語芸術の世界の、その多様性と豊かさの一端を知り、この豊かなテクストの森に生きている私たちの、時代と自分自身を考えるひとつの扉となればよいと願う。

 

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☆ 「英語」 について。古英語時代の作品にまでさかのぼり、古英語や中期英語の読み方をすこし学んだうえで、英語という言語の発展と、帝国主義植民地主義、そしてグローバリゼーションの時代にいたるまでの世界の歴史を復習し、英語文学の拡がりと、その多様性の 「なれそめ」 を理解する。

☆ 「文学」 について。詩、戯曲、小説、随筆といった、書かれた文学だけではなく、マザーグースなどの口承文学、聖書の英語や、ブルフィンチギリシア神話、ハリーポターの児童文学も含めて、さまざまな英語文学の名作を読んでいき、文学というジャンルの多様性と豊かさを実感する。英語の様々な文学作品を実際に読んでいくことで、自分の英語力を豊かなものにスキルアップさせる。

☆ 様々な時代と国の英語文学を読んでいくことで、その国の歴史や文化をより深く理解できるようにする。特に今年は、ポストコロニアル文学としてアフリカ文学をとりあげる。

☆ ワークショップでは、アフリカ系アメリカの文学をとりあげる。奴隷制時代の奴隷物語や、20世紀初頭のハーレム・ルネッサンス公民権運動時代の抗議小説、ブラック・フェミニスト文学だけではなく、口承文学として、黒人霊歌、ブルースやジャズ、ヒップ・ホップ、さらには、キング牧師の説教や、文学性の高いバラク・オバマの勝利宣言演説にいたるまで、幅広く取りあげる。

 
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